ヨーグルトって本当に体に良い?
一般的に体に良いイメージのあるヨーグルトですがなぜ体に良いのか本当に理解していますか?
何となーく食べているあなた!
もったいないですよ。
あなたの食べ方は本当は効率の悪い食べ方かも知れません。
ヨーグルトの栄養と効果を理解して
無駄のなく、美味しく食べましょう。

善玉菌を増やす
あなたも聞いたことがあると思いますが、腸内の大腸菌には善玉菌と悪玉菌があります。
ヨーグルトに含まれている
ビフィズス菌は代表的な善玉菌の
一つですが、ビフィズス菌が善玉菌のうち
どれくらい含まれているか知っていますか?
なんと善玉菌の99%がビフィズス菌なんです。
ほぼビフィズス菌と言ってもよいでしょう。
良く聞く乳酸菌なんてほとんど「その他」
に含まれる割合です。
乳酸菌ももちろん大事なんですが。
腸内に存在できる菌の数は決まっている為
ビフィズス菌が多くなればなるほど
善玉菌の割合が多くなります。
ただ善玉菌は何もしなくても減っていきます。
子供の頃には100億もいる善玉菌ですが、
40代にはなんと1億にまで減少します。
ここも99%オフですよ。
一気に減っていくのを知らないと
恐ろしい事になります。
今回は極端な数字が並んでいますが、
食生活や睡眠不足等が重なるとさらに
減少スピードが加速します。
何もしてないよ!
というあなた!!
まだ間に合います。
効率よく善玉菌を取れる方法を理解して
今から、今日から食べていきましょう。
いつ食べると良いの?
朝食などでヨーグルトを食べている人が多いと思いますが食前、食後どっちで食べてますか?
実は食後に食べるのが良いんです。
ビフィズス菌は胃酸に弱いため
胃酸が多い食前に食べてしまうと
胃酸でビフィズス菌がほとんど死んでしまう為
生きたまま腸に届ける事ができません。
もちろん死んでしまった場合でも
腸内細菌のエサにはなりますので
無駄になる事はありませんが、
生きたまま腸に届ける為に、
食後に食べるようにしましょう。
カレー屋さんに行って
最初にラッシー飲んでるあなた!

善玉菌が全部死んじゃってますよ!!
食後に食べてください。
ビフィズス菌を活発にするには
食後に食べたほうが良いヨーグルトですがビフィズス菌は腸内温度と同じ40度位で一番増える性質があります。
冷蔵庫で冷やして保管しているヨーグルトですが
500Wのレンジで40秒ほどチンする事で
ちょうど良い温度になります。
60度以上になると死んでしまいますので
加熱しすぎには十分注意してください。
一緒に食べると良いものは何?
腸内環境の改善に効果的なヨーグルトですが
ヨーグルト自体には善玉菌のエサが
含まれていません。
善玉菌のエサを一緒に摂る事で
より効率よく腸内環境を整える事が出来ます。
さて、その「エサ」とは何か?
それは「食物繊維」です。
ご飯やパン等の糖質にも含まれている
「食物繊維」ですが、フルーツと一緒に食べるのが
お勧めです。

え?ごぼう?
別にごぼうでもいいんですが。
ごぼうかじりながら、ヨーグルトを
食べられるって人はかじってください。
おすすめはキウイやバナナ、リンゴ等は
糖質も一緒に摂れる為、さらにお勧めです。
フルーツを用意するのがめんどくさいって人は
「きな粉」と「はちみつ」を振りかけて食べるのが
お勧めです。
食物繊維に加えてオリゴ糖も加わって
ビフィズス菌がさらに活性化していく環境が
整えられますので、忙しい人はぱぱっと
振りかけて食べちゃいましょう。

まとめ
何となく健康に良いと食べている事の多いヨーグルトですが、本当に体に良い食材です。
年をとっていくと共に激減していく
ビフィズス菌を意識して摂っていかないと
腸内環境は一気に悪化していきます。
意識して摂取して美味しく食べて
健康的な体を作っていきましょう。