わさびの栄養効果とは?

刺身に付けたり、お寿司につけたりと
決まった場面でしか食べる事の少ないわさびですが
最新の研究で栄養成分について色々な事が
分かってきました。

 

正しく理解して
健康に役立てていきましょう。

1日何g摂るのが理想的

料理を作る中でも薬味的な脇役のポジションの
ワサビですが、どのくらい取るのが理想的か知っていますか?

 

 

 

 

ずばり正解は!
1日5グラムです。

 

 

 

5グラムっていうのは
コレ位の量です

どう思いました?

 

「え~こんなに多いの~」
って思った人
「これ位なら楽勝!」
って思った人

 

 

ここはかなり個人差がある所でしょう。
大人になってもお寿司のワサビ抜きしか
食べれない人もいる位ですし。


 

 

ここからはそんな苦手な人の為に
少ない量でも効率よく栄養を摂れるように
食べ方を解説していきます。

わさびの栄養素

わさび独特の栄養素の1つに
6メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネートがあります。

 

 

長い!

 

6メチルと略している人が多いようですが
ここでは親しみをこめて

 

 

「6ちゃん」と略します。

 

 

昔の実写版ロボットみたいですが。
あ、あれは8ちゃんか。

 

まあ「6ちゃん」でいきましょ。

 

 

わさびの中の非常に活性な物質ですが
汗をかいたりして体中の水分が失われてくると
血液中の水分も減少し、血流が悪くなります。

 

 

血流が悪くなると血栓ができる可能性が高くなり
血管の病が発症する可能性が高くなります。

 

 

6ちゃんは血液を固めようとする酵素の働きを
抑制する効果があり、血液の流れを良くしてくれます。

 

 

え?

ってことはわさびを食べすぎたら
怪我して血がドバーってなったときに
血が固まらないと困るって思いました?

 

 

もちろん血が固まりにくくなる薬もありますが
ワサビは薬とは違います。

 

 

体内にとどまっている時間は
ごく短い間なので怪我したときに
困る様な事はありませんのでご安心を。

辛みが苦手な人はどうする?

ワサビの辛味がどうしても苦手という人に
お勧めの食べ方があります。

 

 

それは

マヨネーズと混ぜる事です。

 

 

油と混ぜる事で、辛み成分はコーティングされて
中和される一方で6ちゃんの性質は維持できます。


 

 

肉にも魚にも、野菜にも
どんどんかけていきましょう。

刺身を食べるときの注意点

刺身を食べるときにワサビを使う人が
多いと思いますが、ここで注意点があります。

 

 

それは醤油と混ぜてはいけないって事です。

 

 

6ちゃんは水溶性の性質がある
醤油と混ぜるとせっかくの栄養素が
流れ出てしまいます。


 

 

刺身を食べるときは
刺身に直接つけて食べるようにしましょう。


食べるときの温度の注意点とは?

食べるときの温度にも要注意です。
お茶漬けやひつまぶし等の薬味にも
良く使われるわさびですが、この6ちゃん
実は熱に弱いんです。

お茶漬けにしたりすると辛みを
全く感じなかったりしませんか?

 

 

効率よく6ちゃんを摂取する為には
冷やした状態で食べるようにしましょう。

 

 

刺身などを使った冷やし茶づけなんか
おすすめですよ。

本わさびが多く含まれているのはどっち?

チューブ型のワサビには
「本わさび使用」と
「本わさび入り」の
2種類があります。

 

 

どっちがいっぱい入っていると思いますか?

 

正解は

 

 

「本わさび使用」
です。

 

 

「本わさび使用」は本わさびの含有量が50%以上
「本わさび入り」は本わさびの含有量が50%未満
というように決まってます。

 

 

もうちょっとどっちがいいか
分かりやすく表記して欲しい所ですが
「本わさび使用」の方を選ぶようにしてください。

成分も良く確認しよう

チューブのワサビを使う時は
成分も良く確認しましょう。

「西洋わさび」という記載がある場合は
ステーキやローストビーフの薬味に使われる
ホースラディッシュが含まれています。

 

 

このホースラディッシュは辛み成分は
本わさびの1.5倍あり、辛みがより強い製品になります。

 

 

6ちゃんを効率よく摂りたい時は
成分も良く確認しましょう。

まとめ

辛みが苦手な人も食べ方によっては
栄養を損なわないように辛みを軽減する方法もある
ワサビですが、食べ方を変える事で
無理なく必要量を摂る事が出来ます。

色々な食材につけて
美味しく食べていきましょう。

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