牛乳って飲んでます?

子供の頃給食で毎日出てきていた
牛乳ですが、あなたは今どのくらい
飲んでいますか。

 

「ほとんど飲んでない」
「お腹壊すから苦手」

 

そんな人多くありませんか。

 

確かに、そのままでは飲みにくいという人も
いると思います。

 

小学生の頃は鼻つまんで
掃除の時間になっても飲んでいた奴がいたな~
とか思いだす位独特の味や食感のある
牛乳ですが、実はすごい栄養の塊なんです。

 

 

今回はそんなあなたも
明日から飲みたくなる程の
牛乳の栄養パワーについて解説します。

 

 

カルシウム

 

知ってるわ。

という声が聞こえてきましたが
カルシウムがどんな働きをするのか
ちゃんと知ってますか?

 

骨や歯になるだけじゃないんですよ。

 

実はカルシウムの摂取量が減ると
脳の記憶をつかさどる海馬の
働きが低下することが分かってきました。

脳内でカルシウムイオンが動き回る事で
情報伝達には欠かせないものなのです。

 

体内のカルシウムの99%が骨や歯に
含まれており、あなたのイメージは
間違ってはいません。

 

 

しかし、この残り1%の役割が非常に大切なんです。

 

 

イライラしてばっかりの
上司を見ると

 

 

「あいつカルシウム足らへんねん」

 

とか言ったりしませんでしたか。

 

 

自分はどっちかというと
言われる側でしたが。

 

脳の情報伝達が上手くいかないと
人はどうしてもイライラしてしまいます。

 

 

そう、この発言実は

間違ってなかったのです。

 

あらびっくり。

 

心当たりのある人は
カルシウムを意識して摂る事をお勧めします。

牛乳じゃなくてもよくない?

カルシウムが大切なことは分かった。

でも牛乳じゃなくでもええやん。

 

そう思っているあなた。

 

 

牛乳がオススメな理由は
その吸収率にあります。

 

 

んなにすごいんですよ。


 

小魚よりも吸収率が高いという驚きの結果。

なぜこんなに吸収率が高いのか。

 

それは牛乳に含まれている
「カゼイン」という物質のおかげなんです。

 

 

乳製品にしか含まれていない
この「カゼイン」というたんぱく質が
カルシウムが溶けた状態にしてくれる事で
吸収率を高めてくれています。

 

カルシウムを摂るなら
「牛乳」がおすすめです。

ホエイたんぱく質

ヨーグルトの上澄みのような
液体が「ホエイ」です。

 

非常に良質なたんぱく質が
含まれており筋肉の作るのに
役立つほか、インスリンの分泌を
促す効果があります。

 

まさかとは思いますが、
ヨーグルトの上澄み捨てたりしてませんか。


 

色々な栄養が含まれている大切な物です。

ヨーグルトの本体は
実は上澄みだと言ってもいいくらいです。

いや、言いすぎました。
すみません。ブルガリア出身の方々。

でも捨てずにちゃんと食べてくださいね。

 

必須アミノ酸

 

人間の体内では作る事が出来ない
アミノ酸の事を「必須アミノ酸」と言います。

 

この必須アミノ酸が
牛乳には沢山かつバランス良く
含まれています。

 

必須アミノ酸は9種類あるのですが
どれか一つでも欠けると効果を発揮できません。
バランス良く含まれている事が非常に重要なのですが、
白米では摂取目標の50%、小麦では30%しか含まれていない
必須アミノ酸「リジン」が牛乳には100%以上含まれています。

 

必須アミノ酸がバランス良く含まれている事で
筋肉を衰えさせない効果が「牛乳」にはあるんです。

良い飲み方ないの?

 

カルシウム以外にも色々な栄養素が
バランス良く含まれていて、牛乳はあなたが
思っている以上にすぐれた食品である事は
分かっていただけたと思います。

 

そうはいっても飲むとすぐに
おなかがゴロゴロしちゃうんですという人。

 

私もその一人です。

 

駅のトイレで右往左往して
漏らしかけた事はいっぱいあります。

まだ全力で漏らした事はありませんが。

 

なぜこんな事になるのか。
まずはその原因について
解説します。

なんでお腹を壊しちゃうの?

 

そもそもなんでお腹が痛くなるのかというと
乳糖不耐症という体質が原因です。

 

牛乳を飲むと乳糖という物質が発生します。
この乳糖を小腸で分解しきれない体質の人は
乳糖が腸に残ってしまい、おなかの調子が
悪くなってしまうんです。

 

逆に言うと乳糖が残らないように
摂取すれば良いわけです。

 

ここではお勧めの取り方を
2つ紹介します

少しずつ飲む

 

なんやねんそれ。

と思った人もいると思いますが、
乳糖不耐症の人でも全く分解されないという事は
ありません。

 

自分が分解できる量に分けて飲む事で
お腹を壊すことなく摂取できます。

 

そんなの答えになってねーよって
思っている人には次の摂り方が
お勧めです。

温めて飲む

 

温めて飲むと、分解し訳すくなる為
沢山の量を摂取してもお腹を壊すことは
少なくなります。

 

きな粉やはちみつを加えると
さらに栄養価が高くなりますね。

 


 

牛乳の栄養分は
熱を加えても失われるものは
少ないため、加熱しても問題ありません。

 

もちろんシチューやグラタンに
入れて摂取するのもお勧めです。

 

まとめ

牛乳にはカルシウム以外にも
バランス良く良質な栄養が含まれています。

 

体質に合わせた飲み方で
食生活の改善に役立てていきましょう。

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