海藻食べてますか?

 

髪の毛が薄くなってきた人は
海藻を食べると良い。

 

なんて噂はあなたも聞いたことが
有ると思います。

どちらかというと髪を生やすというよりも、
健康な黒髪を生成させる効果のほうが高いのですが、
髪がフサフサで海藻なんて興味ないよ。

って人。

 

 

もったいない!!

 

 

なんとなく料理に入ってるので
摂取してますというレベルではない
素晴らしい栄養効果が海藻には
含まれているんです。

 

 

どれだけすごいか。
お勧めの海藻と栄養素を解説していきますよ。

 

ヒジキ

 

コンビニ弁当の隅っこや
スーパーの惣菜売り場では良く見るヒジキですが、
意識的に取らないとなかなか食べない食材のヒジキ。

 

ヒジキにはカルシウムとマグネシウムが
豊富に含まれています。

 

カルシウムがどれくらい含まれているか。
これを見ろ。

 

 


 

 

なんと牛乳の9倍!

 

ヒジキ恐るべし。

 

さらに一緒に取れるマグネシウムは
カルシウムの吸収を管理している栄養素で
カルシウムと一緒に摂る事で
カルシウムを効率よく吸収させるとこができます。

 

大豆や卵等のたんぱく質と
合わせて食べる事でさらに
カルシウム吸収率が高くなります。


 

卵焼きやハンバーグに入れたり
豆と一緒に炒めたりするとさらに効果を発揮します。

 

ヒジキ料理には豆や薄揚げ等の
たんぱく質が含まれている
食品が使われているイメージが
強いですね。

細かい理由は分かっていなくても
しっかり一緒に食べていた昔の人は
さすがだなと思います。

 

もずく

 

沖縄では天ぷらにして食べるようですが
酢の物等で意識的に食べないと本当に
全く食べないであろうもずく。

 

もずくに含まれている栄養素の中で
特徴的な物の一つが「フコイダン」です。

 

鉄腕ダッシュでリーダーが
滑りを良くするために体中に
塗りたくっていたアレです。

 

 

 

 

知らない?

 

 

 

ま、知らなくても問題ないです。

 

海藻だけに含まれている
水溶性食物繊維のフコイダンですが、
もずくにはどれくらい含まれているか。

 

 

 

これを見ろ。

 

 


 

すげえ、他の倍以上あるやん。

 

このフコイダンはどんな働きをするかというと
腸内環境を改善してくれる働きがあります。

人間の免疫機能は70%が腸に依存しており
腸内環境が悪化すると、免疫機能が低下し
病気にかかりやすくなります。

 

フコイダンは水溶性の食物繊維の為
腸まで消化されずに届きます。

ここで水分を吸収して大きくなりながら
腸をゆっくりと移動します。

 

腸の中で膨らんでいく性質でそのまま
吸収されずに腸内を進んでいくため
満腹感が残り、食べすぎを防ぐ事が出来ます。

 

 

また、大きくなって移動する際に
コレステロールや老廃物をくっつけながら
移動する為、腸内環境が改善されます。

 

 

食物繊維は善玉菌の良質なエサにもなる為
さらに腸内環境が良くなり、免疫機能が
本来の機能を発揮し
健康な体になります。

 

 

このフコイダンですが、加熱すると
腸で吸収しやすくなりさらに効果を
発揮するようになります。

 

 

沖縄のもずくの天ぷらは
非常に理にかなった食べ方で
どうしても食感や味が苦手という人は
味噌汁にいれたり、卵焼きに入れたりと
加熱調理してみましょう。


 

わかめ

 

はい、海藻の代表と言っても良いわかめですが
やはり特徴的な栄養素が含まれています。

 

それは「カリウム」です。
海藻には多く含まれているカリウムですが、
わかめにはどれくらい含まれているか。

 

これを見ろ。

 


 

 

うーん、多いけどあんまりすごくなかった。
1ゲーム差の首位って感じ。

 

ただ食べる機会も多く、手に入りやすい事を考えると
この含有量は非常に有用です。

カリウムは血管内の余分な塩分を
排出して、血管が傷つくことを防いでくれます。

 

またワカメ自体に味がある為
調理した際に調味料を使う事がすくないのも
お勧めポイントです。

まとめ

 

体に良い事は分かっていても
意識して取らないとなかなか摂取する機会のない
海藻類ですが、独自の栄養素が含まれており
他の食材ではなかなか摂取できないものが
多数あります。プラス1品のおかずとして
意識的に摂取して健康的な体を保っていきましょう。

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