納豆食べてますか?

健康食材としては広く認知されている
納豆ですが、食べ方を間違えるとせっかくの
栄養成分が全部なくなってしまう様な事もあります。


 

今回は納豆の栄養を効果的に摂れる
食べ方を解説します。

 

 

これであなたも納豆マスター!!

ナットウキナーゼ

あまりにもダイレクトすぎる名前で
あなたも一度は聞いた事のあるであろう
ナットウキナーゼですが、
血栓の主成分のフィヴリンを分解したり、
血栓溶解酵素であるウロキナーゼの
前駆体プロウロキナーゼを
活性化する作用があり、血管の健康には
欠かせない大切な物質の一つです。

 

しかし食べ方を間違うと
せっかく納豆を食べても全く摂取できないこともあります。
食べ方についてよく理解していきましょう。

よく混ぜると良い?

納豆を混ぜていくとネバネバ成分が増していきますが
これは「糖たんぱく」が増える事によるものです。

 

糖たんぱくが増えると、ナットウキナーゼを
コーティングして守ってくれます。

 

 

この状態で食べると胃酸からナットウキナーゼを
守る事が出来る為、効果的に体内に取り込むことができます。

 

「50回」ほど混ぜる事で糖たんぱくが
ナットウキナーゼを守れるくらいに増えますので
50回数えて混ぜましょう。


タレはいつ入れる?

納豆に欠かせないタレですが
あなたはいつ入れていますか?

 

かき混ぜる前に入れているっていう人も
多いと思いますが、タレを混ぜる前に入れてしまうと
混ぜる前に納豆の表面についている「被り」という部分が
流れ落ちてしまい、粘りが増え辛くなります。

 

「被り」の部分には旨み成分も多く含まれていますので
混ぜてからタレをかける事で、美味しく、栄養も多く取れるので
お勧めです。


アツアツのごはんにかけてますか?

納豆といえばご飯にかけて食べる!
これが王道ですが、ナットウキナーゼには
「熱に弱い」という弱点があります。

 

 

ナットウキナーゼの活性は50°で鈍くなり
70°になると完全に活性が失われます。

 

 

アツアツのご飯は80°位ありますので
先にご飯をよそってから、納豆をかきまぜて
タレをかける。これが効果的な食べ方になります。

 

あくまで栄養の側面だけ見た場合ですが
カレーのトッピングにする場合は後から
乗せたほうがいいですし、納豆チャーハンなんて
問題外という事になります。


いつ食べる

朝食に納豆!

 

これもアツアツのご飯にかけるのと
同じくらい定番ですが、これも栄養学的にみると
ですが、「夜」食べるのがお勧めです。

 

最初に説明にもありますがナットウキナーゼは
血栓の主成分を溶かす効果があります。

血栓は夜の方ができやすいので栄養学的には
「夜食べる」のがおすすめです。

 

もちろん食べすぎは良くありませんが
1日2パック位なら問題ありません。
朝夜食べるのもお勧めです。

納豆自体の温度はどうなの?

納豆はもちろん冷蔵庫で保管していますが
少し早めに外に出して常温に近付けておくと
ナットウキナーゼの活性が高まる為
食べる前に外に出して、常温に戻しておく事を
お勧めします。

冷凍しても大丈夫?

大量購入するとより安くなる事が多い
納豆ですが、賞味期限が切れる前なら
冷凍して保存するのもお勧めです。


 

冷凍しても、納豆菌は休眠状態になるだけなので
解答するとまた働き始めてくれます。

 

解凍する場合は前日に冷蔵庫で戻しておいて
食べる少し前に常温に戻す。

 

 

これが最も効果的な管理方法になります

お勧めのトッピングって何?

ずばりお勧めのトッピングはこちらです。

ねぎ

これはやってる人も多いんじゃないでしょうか。
ネギにはアリシンと言う物質が含まれています。
このアリシン、血栓が出来るのを防ぐ効果があります。

ナットウキナーゼの効果と合わせれば
無敵の組み合わせになります。


チーズ

チーズにはラクトトリペプチドという
物質が含まれています。
このラクトトリペプチドは血管をしなやかにする効果があり
こちらもナットウキナーゼとの相乗効果が期待できます。


まとめ

いかがだったでしょうか。
いつもやっている事が実は間違っていた
という事もあったと思います。

しっかりと理解して
上手く納豆と付き合っていってください。

関連記事