コーヒー飲んでますか

あなたはコーヒー好きですか?
コーヒー派と紅茶派の人が居ると思いますが
コーヒーには様々な効果があります。

 


 

効果をしっかり理解すればいつ飲めばいいのか
分かってきます。

今回は効果別にお勧めの時間を解説します。

血糖値を抑える

コーヒーに含まれているカフェインには
血糖値を抑える効果があります。

しかし、飲む時間を間違えると
逆に血糖値を上げてしまう事になります。

 

 

どっちやねん。

 

 

そう思った人もいると思います。

ここでそれぞれの理由について解説します。

 

下がる理由

 

カフェインには血糖値を下げる働きがある
ミトコンドリアを活性化させる物質PGC1αを増やす働きがあります。

 

つまりPGC1αが増えるので血糖値が下がるのです。

上がる理由

カフェインはアドレナリンというホルモンを
増やす働きがあります。興奮してるときなんかに出る奴です。

 

このアドレナリンは血糖値の上昇を抑える
インスリンの分泌を抑える働きがあります。

 

つまりインスリンが減るので血糖値が上がるのです。

で、いつ飲めばいいの?

上がる理由、下がる理由それぞれの理由は
理解していただけたと思います。
どうしてもどちらも起こってしまう作用なので
上がる部分の影響はできるだけ少なく
下がる部分の影響はできるだけ多くするには
いつ飲めばいいのか。

 

 

ずばり

 

 

「朝食の前」です。
なぜかと言うと

 

血糖値が上がる原因の
インスリンの分泌を抑えてしまう効果の部分は
インスリンの分泌が少ない状況では
効果は薄いです。


 

つまりインスリンが余り出ていない状況で飲めばいいのですが
インスリンは食事をして血糖値が上がった後で分泌されます。

 

その為食前に飲んでおけばインスリンの分泌抑制という
血糖値上昇の影響を抑えつつ、PGC1αの影響でさらに
血糖値の上昇を抑える事が出来ます。

 

その為、一番効果的なのは朝に飲む事。

そうです。

 

 

「朝食の前に飲む」のが一番効果的です。

 

昔飲食店で働いていた時
コーヒー付きで頼む人が多かったんですが
ほとんどの人が食後に頼んでました。

 

食後だと、血糖値が上がる作用が
メインになります。

 

あかんやん。

 

そこのあなた!!
食前に飲むんですよ。

目を覚ます

コーヒーの効果と言えば
コレを思い出す人がほとんどでしょう。

カフェインの効果で
目が冴えます。

どれくらいで効果があるの?

眠くてたまらない。
でもこれから大事な会議だから
眠気を取りたい。


 

こんな時はどれくらい前に飲むのがいいんでしょうか。

 

会議前に眠くなるような会議
大事じゃないか大事と思ってないやろ

とか言う突っ込みは禁止です。

 

コーヒーを飲んだ後のカフェインの効果はこんな感じです。


 

30分後位には利いてきますので
目を覚ましたいと言う時は
30分前にコーヒーを飲むようにしましょう。

寝る前に飲んじゃだめ?

逆に寝ないといけないのに眠れない。
そんな時もあると思います。

寝る前にガブガブ飲むような人はいないと思いますが
どれくらい前までに飲むようにすればいいかというと、

 

4時間前までに済ませるのが望ましいです。

先ほどのグラフを見てもらえればわかりますが
カフェインの効果は3時間後がピークになり
その後一気に効果が無くなって行きます。

あまり寝る前に飲む事は避けましょう。

コーヒー以外の飲み物でも
コーラなどのカフェインが入っている飲み物も
同様です。

 

一日どれくらいまで飲むのがいいの?

最近の研究ではコーヒーに含まれている
クロロゲン酸という成分が認知症予防に
効果がある事が分かってきました。

 

このクロロゲン酸は認知症の原因物質の一つである
アミロイドβが脳内に溜まるのを防いでくれます。

 

1日3-4杯飲むと一番効果がある事が分かっていますので
コーヒーが苦手じゃないという人は是非こまめに
飲んでください。


まとめ

いかがでしたか?
纏めると

 

・朝食前に飲む

 

・1日3-4杯飲む
・目を覚ましたい時は30分前に飲む
・寝る前に飲むのは4時間前までにする

事が大事です。

どんな食品も摂り過ぎはよくありません。
特にカフェインの摂り過ぎは体に負担が
かかる事がありますのでほどほどに
できれば「食前」に飲むようにしてください。

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