風邪を早く治す方法とは

あなたは夏風邪って引いた事ありませんか。
一度ひくと長引く事が多い夏風邪ですが
そんな夏風邪をできるだけ早く治す方法
タイプ別に解説します。

 

もちろん冬にひく風邪にも有効な対処法なので
是非実践してみてください。

鼻からくる風邪

鼻から症状が出やすいあなた。
なぜ鼻から症状がでるのでしょうか。

 

鼻の非常に柔らかい粘膜でできており
もともとウイルスにとって住みやすい環境です。

 


 

そのため、ウイルスが侵入すると
一刻も早く追い出そうと反応します。

 

アレルギー性鼻炎や花粉症、副鼻腔炎等の
症状を持っている人はさらに敏感に反応する為
鼻から症状が出る事が多いです。

 

この鼻の症状からの風邪を治す方法を3つ紹介します。

すりおろしたレンコンの汁を鼻に塗る

 

いきなり強烈なパワープレータイプの処置ですが
おばあちゃんの知恵袋的なものではありません。
ちゃんと理由があります。

 

レンコンに含まれているタンニンという
抗酸化作用のある物質が含まれており
免疫の過剰反応を抑えてくれます。

 

レンコンをすりおろして
綿棒の先につけて粘膜に塗ることで
症状を抑える事が出来ます。


 

ただし、タンニンにアレルギーのある人には
逆効果になりますので、念の為使用前に
ひじの内側等に試し塗りしてかゆみなどの
アレルギー反応が無いかどうか確認してください。

 

ちなみに花粉症にも効果があります。
症状がひどい人は試してみてください。

足湯をする

いや思いっきり離れてるやん。
って思った人もいると思います。

 

なぜ足湯をするのかというと
鼻の粘膜にウイルスが付着すると
ウイルスを追い出そうと粘膜の毛細血管に
白血球が集まってきます。


 

この白血球は比較的大きく
集まってくると血管内に大渋滞が起き
鼻詰まりが起こります。

 

その状態で足湯をすると足の毛細血管が広がり、
温まった血液が体全体に広がって行きます。

 

その結果、鼻の毛細血管も広がり
白血球の渋滞が緩和され、鼻詰まりが解消されます。

蒸しタオルを鼻に当てる

足湯なんて生ぬるいって人は
もっと直接的に行ってみましょう。

 

蒸しタオルを鼻に押し当てる事で
足湯と同じ理由で鼻の粘膜の血液循環がよくなり
鼻づまりの症状が改善されます。

 

喉からくる風邪

こちらの鼻と同じで喉の粘膜に
ウイルスが付着した事で起こる症状です。

 

鼻と同じようにウイルスによる
炎症を何とかすれば症状は軽減されます。

 

今回はこの喉の症状からの風邪を
治す方法を2つ紹介します。

寝る前に蜂蜜をなめる

はちみつは昔から薬に使われてきた事が
多数の文献から確認されています。

 

はちみつには抗炎症作用、
抵酸化作用、の他に殺菌および抗菌作用がある事が
最近の研究で分かってきました。


 

はちみつを摂取して体内全体に
作用させる方法もありますが喉に症状が強く出ている人は
喉の直接作用させた方がより効果が出ますので
寝る前に舐めると効果的です。

 

マスクをして横向きに寝る

マスクはのどを楽にする効果があります。
また横向きに寝る事で気道を確保しやすい
呼吸が安定し、喉の症状が改善されます。

さむけからくる風邪

さむけがなぜ起こるのかというと
体が危険な状態だと判断して脳が起こしているものです。

 

体を振動させて筋肉を使う事で
血液を循環させて、熱を上げようとしているのが
さむけの原因です。

 

風邪のウイルスは37度位の温度で
ほとんどが死滅します。また人間の
白血球は37度~38度のあたりで一番活性化します。

 

そこで効率よく体温を上げる事で
寒気の症状を改善することができます。

 

今回はさむけを解消する方法を2つご紹介します。

へその部分にカイロを貼る

体温を上げるのに一番効果的なのは
血液の温度を直接上げてやることです。

 

へその部分には非常に太い血管が通っており
効率的に血液の温度を上げる事が可能です。

 

首を温め放熱を防ぐ

首には沢山の血管が集中しています。
ここを温める事で熱が逃げる事を防ぐ事が出来ます。

 

もちろん手首、足首といった
首の名前の付く部分
も同様に処置すると
さらに効果が高まります。

 

スカーフやリストバンド等で
覆うだけでも全く違ってきますので
是非試してみてください。

まとめ

 

風邪の症状の改善のポイントは
ずばり血液の温度と体温です。

 

血液の温度と体温を上げる事で
風邪のウイルスを除去するとこが出来ます。

 

風邪をひいたときにすぐに対処できるように
知識としてもっておきましょう。

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