奈良県調理師試験の過去問を攻略

久しぶりに調理師試験の攻略を再開したいと思います。
もちろん食文化概論を中心に攻略します。

 

で表記の奈良県ですが、なんと関西広域連合とは
別の問題で試験が行われています。

 

 

近畿圏の他の県は広域連合の問題を使っているので
少し気になって調べてみました。

で奈良県のホームページで過去問を確認。
するとこんな感じでした。

 


 

 

 

 

 

問題用紙に答えを書くんじゃねーよ。

過去問やる意味わかってます?

奈良県の担当者さん。

 

 

 

正解するのが目的じゃないの。
なんでそれが正解なのか理解するのが目的なの。

 

 

 

 

小学校の図書館にあるクイズの本でも
このくらいの気は使ってるで。

 


 

 

 

答えを逆さにして欄外に書いたり次のページに
載せたりするの!

 

 

 

お役所仕事すぎるっすよ。

さてこの奈良県のホームページには
過去3年分しか登録がなく、それ以前のものは
県政情報センター にて閲覧可能です

との事

 

 

 

でもファイル名が

29cyourimondai.pdf
28cyourimondai.pdf
h27cyourimondai.pdf

 

 

なんで27年だけHがついているのか
謎ですが、ここ変えたらこれより前も
あるんじゃね?とトライ。


 

なかったです。

こういうところを
お役所仕事しとけや!!

 

 

 

って事で前置きが長くなりましたが
今回は3年分です。

 

早速行ってみましょう。

27年版を攻略しちゃうぞ

1 日本の食文化の内容とその食文化が形成された時代の組み合わせで、誤っているもの
を 1 つ選びなさい。

1 米食のはじまり ― 弥生時代
2 しょうゆが調味料の主体となった ― 鎌倉時代
3 米を常食とすることが多くなった ― 室町時代
4 和食の完成 ― 江戸時代

ここでは答えは隠してます。

 

 

 

当たり前やけど。

 

 

この内容目新しいな。
こういう問題を待ってたんよ。

 

 

でサクッと見渡すと。

なんとなく2かな位なんですが、
答えは「2」

2はいつなのか。
室町時代には作られるようになったようですが、

調味料の主体となった

時代となると、第一次世界大戦後の
大正時代になります。

 

 

問題分も良く読まないと間違う所なので
しっかり読みましょう。

 

 

まあ、こんなちょっとマニアックな問題は
間違ってても良いや位で行きましょ。

 

 

2 次のうち、農林水産省・食料需給表(平成 24 年度)による食料自給率が最も高いもの
を 1 つ選びなさい。

1 鶏卵
2 野菜
3 油脂類
4 小麦

はい、来ました!!

 

ボーナス問題「鶏卵」が正解です。

 

 

食料自給率が高いのは
「米」「鶏卵」の2種類です。

次!

 

3 日本の郷土料理と都道府県名の組み合わせで、誤っているものを 1 つ選びなさい。

1 マス寿司 ― 富山県
2 えび芋料理 ― 京都府
3 石狩鍋 ― 北海道
4 しもつかれ ― 群馬県

 

 

 

これも見た事のある内容やけど、
問題分の下にこんな表記が。

※問題 3 については正答がありませんでしたので、全員正解とします。

 

 

 

 

 

おいおい。

 

 

 

以前の大阪みたいに
「ああーこういう答えの予定だったのね」
みたいな間違いなら理解できますが。

 

 

この内容で全部合ってるとかなんなの?

 

 

どういう風にしたかったのかも分からんので
突っ込みどころが無い。

 

 

特に目新しいのも無いんで
翌年も攻略しちゃうぞ!

28年版も攻略しちゃうぞ

1 わが国の食文化の発展についての記述で、誤っているものを 1 つ選びなさい。

1 鎌倉時代には、精進料理が発達し、3回食が発生し始めた。
2 ポルトガル船が種子島に漂着したのを機に、安土・桃山時代には、南蛮文化が食
生活に大きな影響を与えた。
3 江戸時代には、中国から伝来した普茶料理、卓袱料理が発達した。
4 明治の3大洋食は、コロッケ、ハンバーグ、カレーライスである。

 

 

うん、これは難しいな。
こういうのを待ってたんよ。

 

 

正解は4なんですが、以前この問題が出てた時は
カレーライスが無くて即回答できたけど、
今回はちょっと正解っぽい。

 

 

正確には「コロッケ、とんかつ、カレーライス」です。

 

 

これは3つともしっかり覚えといた方がいいっすね。

 

 

2 アジアの国と代表的な料理の組み合わせで、正しいものを 1 つ選びなさい。

1 韓国 ― チャパティ
2 ベトナム ― ゴイクン
3 タイ ― サムゲタン
4 インド ― トムヤムクン

 

 

うーん目新しいんやけど
これは絶対違うやろ!!

 

 

 

が3,4と出てきて、実質は2選

で、正解は2なんです。

 

 

 

1、のチャパティですが、
メイプル超合金のネタでこんなのがありました。

 

「パキスタンでカレーにつけるパンの名前は「ナン」だ?」

と振って「ナン」と答えた所に
「正解はチャパティでした~ww」

 

 

て言うのがあったのを思い出して
1が違うと分かりました。

 

 

 

ありがとうカズレーザー。

 

 

ただ調べてみると
チャパティは、インド、パキスタン、バングラデシュ、
アフガニスタンにおけるパンのひとつ。
となっているので。「チャパティ=パキスタン」
危険っすよ。

 

 

他の選択肢ですが、
サムゲタン

サムゲタン(参鶏湯)は、韓国料理の一つで、
鶏肉と高麗人参、鹿茸、ファンギ(キバナオウギ)などの
漢方ともち米、くるみ、松の実、ニンニクなどを入れて煮込んだ料理である

韓国料理だってことは知ってたけど
食べた事無いんすよね。

夏バテしてる時に朝ご飯とかで
食べてみたいやつですね。

今度食べてみたいと思います。


 

 

トムヤムクン

トムヤムクン (ต้มยำกุ้ง, Tom yum goong) は、
辛味と酸味、複雑な香りが特徴的な、有名なタイ料理。

辛いタイのスープ位は知ってるでしょ。
自分からいの苦手なのでこれはノーサンキューです。


 

 

ゴイクン

ベトナム料理の生春巻きの事
らしいです。今回唯一全く知識ない奴でした。

「Goi」は和えるという意味、「Cuon」は巻くという意味があります。
やって。

消去法で役立てるためにも覚えておきましょう。


29年版も攻略しちゃうぞ

1 食酢の調理特性と食品の組み合わせで、誤っているものを1つ選びなさい。

1 防腐作用 ― 酢漬け
2 タンパク質の凝固 ― ポーチドエッグ
3 組織の軟化 ― 小魚の南蛮漬け
4 色を白くする ― ズイキの煮物

 

 

ざくっと確認して見ると

 

4が明らかに違うと分かる。

 

 

元々ピンク色のズイキですがどう頑張っても
白にはなりません。

他も疑う余地なしなので次きます。

 

 

2 調味の方法と食品の組み合わせで、誤っているものを1つ選びなさい。

1 調味料をふりかける ― 焼き物
2 調味料と一緒に加熱する ― 酢の物
3 別々に調味されたものを合わせる ― 白あえ
4 調味液に漬ける ― マリネ

 

 

 

はい、よーく読みましょうね。
良く読んだらわかります。

 

 

 

正解は「2」

火入れしたら酢は飛んじゃいますからね

はい、次

 

 

3 味覚成分と食品の組み合わせで、正しいものを1つ選びなさい。

1 フムロン ― コーヒー
2 カフェイン ― ビール
3 クエン酸 ― 梅
4 イノシン酸 ― 昆布

 

 

目新しい!
ええやん。

 

 

 

こういうの待ってました。

ただ、1、2は違うと分かる。
2択ですがこれは正解して欲しい所。

正解は「3」

クエン酸はレモンのイメージですが
「すっぱい」イメージは共通してますね。

で、昆布は「グルタミン酸」です。
イノシン酸 で一番ピンと来るのは
「かつお節」です。

この組合せは和風の出しで使う組み合わせですし
このくらいは調理師として覚えておきましょう。

まとめ

目新しい問題が各年1個位ありましたね。
自分が受ける場所以外の問題もちゃんとチェックしましょうね。

 

 

 

このブログでもいっぱい攻略していきますので
楽しみにしていてください!

関連記事