日本の本丸を攻略しちゃうぞ

自分が大阪出身って事で近畿圏を中心に攻略してきた
このサイトですが、ついに本丸、東京の調理師試験を攻略しちゃいますよ。

 

東京以外の都道府県にも去年は17県で実施されており
受験者はどんどん増加している調理技能検定センターが
作成した問題を使用しています。

 

同じ問題を利用している所が多いってことは
落ちたら近くの他県に行って再チャレンジという事が
やりづらくなっているという事です。

 

 

しっかり予習して一発合格しちゃいましょうね。

 

 

では解答していきましょ

平成27年度版を攻略

1「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録された年として、正しいも
のを一つ選びなさい。

1 平成 11 年(1999 年)
2 平成 17 年(2005 年)
3 平成 23 年(2011 年)
4 平成 25 年(2013 年)

 

 

 

 

わお。

 

知らないと完全に
4択になる問題やん。

 

 

で、知りません。
正確な年なんて。

 

 

でも結構最近だった気がするので
3か4と想定して、

 

 

「3」と解答

正解は「4」でした。

 

 

「13(いさん)」の年に登録されたようです。

久しぶりによさげな語呂合わせが
できてテンションあがったぜ。

 

 

これは正確に覚えるしかないので
「いさん」で覚えてください。

 

 

じゃ次

 

2 日本料理様式に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。

1 本膳料理は、江戸時代に発達した貴族社会の式正料理である。
2 袱紗料理は、中国風の精進料理である。
3 懐石料理は、茶会の亭主が客をもてなす料理である。
4 卓袱料理は、一品ずつ配膳する食い切り料理である。

 

 

さて久しぶりに出てきました
過去の料理の内容を問う問題。

 

 

さくっとわかったのは4は違う
卓って書いてあるくらいなんで円卓出だす
中華料理みたいなのを想像すれば大丈夫です。

 

なので、一品ずつ配膳はしないので違う。

 

 

他は正直よくわからないので
適当に3を選択。

 

正解したようです。

 

 

まあ、解説はこんなんじゃあかんので
個別に解説です。

 

 

本膳料理

室町時代に確立された武家の礼法から始まり
江戸時代に発展した形式で儀式的な意味合いを持たせている
のが特徴です。大きい正方形のお盆に並べられているやつね。


 

袱紗料理

ふくさりょうりと読みます。
結婚式にご祝儀を包む布の事を
ふくさと言うのでなんとなく聞いたことのある人は
多いと思いますが、日本発症の儀礼的な本膳(ほんぜん)料理に
対する略式の料理の事です。


 

内容を見ても、形式よりも味を重視した
馴染みの料理が並んでいるのが特徴です。

 

 

では次。

 

 

メキシコにおいて、あらびき粥かゆで食べられている主作物として、
正しいものを一つ選びなさい。

1 とうもろこし
2 小麦
3 大麦
4 米

 

 

 

 

おーう
全くの初見で手も足も出ません。

 

 



 

 

「米」は当たり前すぎるので却下
「大麦」も違う気がする。

 

 

「粥」から一番遠い食材は何かなと考え
「1」を選択

 

 

 

答えは「1」

わーい

 

 

頑張って探しましたが
画像見つかりませんでした。
すみません。

 

 

わからんかったら
意外性重視がいいかもです

 

 

 

1914 年の第一次世界大戦の頃、近代フランス料理の基礎を確立した人物として、
正しいものを一つ選びなさい。

1 ブリヤ・サヴァラン
2 ジャン・トロワグロ
3 ジョルジュ・オーギュスト・エスコフィエ
4 ポール・ボキューズ

 

 

 

 

 

ホント全く分からない。

正解は「3」

 

 

 

 

調べる限りこんな感じの人です。

ジョルジュ・オーギュスト・エスコフィエ

レストラン経営と料理考案・レシピ集の著述を通じて、
伝統的なフランス料理の大衆化・革新に貢献したことで知られる。
現在にいたるフランス料理発展の重要なリーダーとして、
シェフと食通の間で偶像視されている。

 

 

だそうです。
お前の名前が付いてる料理とか
器具とかなんかないんかい!

 

 

といろいろ探しましたが
覚えやすくなりそうなものはなかったです。

 

 

 

フランス料理シェフの会の名前が
一般社団法人日本エスコフィエ協会
って位なので、フランス料理に関わっている人には
有名な人なんでしょうね。

 

 

ジョルジュって聞いても
このゲームの弓使いしか知らないっす。


 

 

こいつフランス人やったんや
とどうでもいい個人的感想を抱きつつ
今気づきました。

 

 

東京は食文化概論は4問あるんですね。

 

 

0点だと不合格システムで
この1問はでかい。

 

 

ただ今回絶対大丈夫問題が
なかったのでこんな調子なのか
ちょっと不安ですが次行きましょ。

平成28年度版を攻略

魚醤について、国名と名称の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。

1 フィリピン ―― パティス
2 日本 ――――― ナムプラー(ナンプラー)
3 タイ ――――― ヌクマム(ニョクマム)
4 ベトナム ――― ショッツル

 

 

 

久しぶりの魚醤問題ですが、
しょっつるが日本、ナンプラーがタイは
知ってたので1しか残らない。

 

 

ってことで正解は「1」です。
ちなみにお察しの通り
ヌクマムはベトナムの魚醤です。

 

 

上2つは最低限覚えておいてくださいね。

ってことで次。

 

 

2、次の一般家庭における廃棄行為のうち、1 人 1 日当たりの食品ロス量がもっとも多いものを一つ選びなさい。

1 食事として使用されたが、食べ残して廃棄
2 食べられる部分まで過剰に除去して廃棄
3 消費期限切れや賞味期限切れにより、そのまま廃棄
4 食品が中途半端に余ったため廃棄

 

 

 

うーん知らない。

 

 

 

でもこれも意外性に基づいて考えると
3はない。
1もない。

 

 

2と4どっちが意外かって考えると
2かな。

 

 

で正解は!

 

 

「2」

どうも調理技術技能センターの
問題作成者は性格がかなり悪いようです。

 

 

自分と似てるから当てやすいぞ!

 

 

 

3、日本料理の特徴に関する記述について、誤っているものを一つ選びなさい。

1 素材の持ち味を生かして薄味で調味する。
2 五感すべてで味わう料理である。
3 切る、煮るといった基本的な調理操作によって素材の持ち味を引き出す。
4 食器の美はそれ自体にあるのであって、料理を引き立てるという意識は低い。

 

 

 

 

はい、久しぶりに来ました
ノータイム解答問題。

答えは「4」


 

 

説明不要。

次いきます。

 

 

4、お正月から始まる 1 年間の行事の順番として、正しいものを一つ選びなさい。

1 重陽の節句→端午の節句→上巳の節句→節分
2 上巳の節句→節分→重陽の節句→端午の節句
3 端午の節句→重陽の節句→節分→上巳の節句
4 節分→上巳の節句→端午の節句→重陽の節句

 

 

 

 

サクッと分かるのは

節分が2月
端午の節句が5月

 

 

なので

1は違う
3も違う

 

 

さて2択ですが
節分が2月だから最初にある
4を選択。

 

 

正解は「4」

わからんかった他の2個を
チェックしときましょ。

 

 

 

上巳の節句

上巳「じょうし」とは、五節句の一つ。3月3日。
旧暦の3月3日は桃の花が咲く季節であることから、
桃の節句とも呼ばれる。

 

 

 

 

ってひな祭りかーい。

初めて聞きました。
この単語。

桃の節句とセットで覚えておきましょ。

 

 

重陽の節句

重陽(ちょうよう)の節句

 

「九」という数字は陽の気が極まった数字。
「九」が重なった9月9日は「陽」が「重」なった日、
つまり「重陽」となったのです。


 

 

だって。節句の日付に
ゾロ目が多いのはこういうわけだったんですね。

 

 

にしても全然馴染みが無いので
「九」が「陽」だから9月って覚えておきましょ。

 

 

 

東京の問題作ってる人は
性格が悪いってことがわかったところで次行きましょ。

平成29年度版を攻略

1、郷土料理と都道府県の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。

《郷土料理》    《都道府県》
1 治部煮 ―――――― 石川県
2 柿の葉ずし ―――― 長野県
3 からしれんこん ―― 奈良県
4 じゃっぱ汁 ―――― 福島県

 

 

 

まずわかるのは
奈良県は柿の葉ずしなので
2と3は違う

 

 

で1か4ですが
石川県が治部煮で知ってたので

「1」しかない。

 


正解は「1」

東京の問題は1個分かってると
2個選択肢が消える問題が多いな。

 

 

ほかの料理も解説。

からしれんこん

辛子蓮根(からしれんこん)は、
熊本県の郷土料理である。

九州のイメージはあったけど
熊本県とは知りませんでした。

 

 

レンコンそのものの生産量は
多くない事に注意しましょう。


 

 

じゃっぱ汁

じゃっぱ汁は青森県の郷土料理である。
「じゃっぱ」とは、津軽弁で「雑把」の意味であり、
通常は魚を三枚おろしにした際に出る頭や内臓、
身の付いた骨などの「粗(あら)」を指す。

はい、このサイト初登場です。

津軽弁で「雑把」


ここ押さえておくと覚えやすそうですね。

 

 

では次

3、ハレの食事として、誤っているものを一つ選びなさい。

1 正月、節分、節句、七夕など伝統的な慣習の時に食べる食事
2 母の日、父の日などの時に食べる食事
3 誕生日、還暦などの人生の節目の時に食べる食事
4 日常的に食べる食事

 

説明不要ですね
「4」が正解



 

 

3、日本料理の一般的な食事作法に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。

1 箸の先で人や物を指し示すことを「刺し箸」という。
2 飯とおかずは交互に食べる。
3 蓋は全て外し、上向きに重ねて置いてから食べる。
4 茶碗や椀は、箸を持ったまま取り上げて食べる。

 

 

 

 

これも一通り読むと
2しかない。

 

 

よって「2」が正解

 

 

ちなみに「1」は
「指し箸」です。

 

 

ひっかからないように。

では次

 

 

4、次の日本料理様式のうち、日本の食文化の形成において最も古いものを一つ選びなさい。

1 会席料理
2 南蛮料理
3 本膳料理
4 普茶料理

 

 

 

 

普茶料理は江戸時代初期、
南蛮料理は江戸時代中期

本膳料理は室町時代で覚えてたので、
後は1がいつなのか。

 

 

「会席料理」は本膳料理が元になっている
江戸時代にできたものなので「3」しかない。

よって正解は「3」

 

 

 

どれもこのブログで1回は出てきたものですが
一応整理します。

 

 

 

会席料理

会席料理は宴会や会食で用いられるコース形式の日本料理。
連歌や俳句の会席で、本膳料理を簡略化したもの。


 

 

南蛮料理

16世紀にポルトガル人が鉄砲とともに
種子島にやってきた頃から、長崎県で発達した料理。

これはイメージしやすいっすね。

鳥南蛮とか南蛮漬けとか今もあるし。


 

 

 

普茶料理

普茶料理(ふちゃりょうり)は、江戸時代初期に中国から
日本へもたらされた精進料理。
葛と植物油を多く使った濃厚な味、
卓を囲み大皿に乗った料理を各人が取り分けるのが特徴である。

味が濃い精進料理というところが特徴です。

まとめ

最初の1年は絶対安全問題がなくどうなることかと
思いましたが終わってみるとなんとかなりそうで
ひと安心しました。

わからないときはイメージと一番違うものを選ぶ

これを是非覚えておいてください。

他の都道府県でも通用するか次回から
チェックしていきますよ~

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